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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

いま摑み出した本当の臨書!!!

下図、「書の美学と書教育」 昭和三十一年十二月二十五日 初版 ・著者 井島 勉 ・墨美社
414.JPG 
 評価の問題、、、p、229に
昨日の日記に、
、、、年輩者たちが、かつて受けてきた芸術教育のゆき方でもあった。現代のあるべき、、、
教育とは、現代の社会が要求する人間を育てることを使命とする。しかし、このことは、たんに現代社会の要求に迎合することを意味するのではない。現代を正しく生き抜くことによって、刻々と未来を創造する人間をそだてることであらねばならぬ。いわんや歴史の厳粛な転換期における教育が、その根本理念においてきわめて重大な変革を蒙むらねばならぬもとは当然である。殊に芸能科の教育は、片々たる技術の教育や知識の教育ではない。それらの母胎でもあり目標でもある全人的な人間教育を端的に遂行することが、絶対の目的であってみれば、芸能科の授業が、現代の理想的人間像と常に直結していなければならぬことも無論である。こどもたちの芸能科學習は、かかる人間形成の直線コースであり、その作品は、形成されてゆく人間そのものの純粋な表現である。芸術として見られる限り、美術といい書といっても、たとえその路筋は異なるにせよ、目標は一つである。そしてこの目標故に、それらが、学校教育における重要な教科として、採り上げられるに値するのである。、、、とある、つづく、、、

はたして五十年後の現代、いま学校教育のおける重要な教科として、、、、?なのか


 
 

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