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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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すべての人間が共通の人間という自覚に帰ろうとすること、これが芸術制作への出発

―魚―
青銅器銘文檢索p.1562、・魚・1681 魚簋(キ) [魚]
金文總集(二)p.927、1681 魚簋‐図版 1字
下図、
「殷周金文集成釋文」・第三巻 p.11、拓図版2982「魚簋(キ)」
―1985年、遼寧省博物館での「万歳通天進帖」を思い出します―
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.287、昨日のつづき
、、、芸術にいろいろの種類のものがあるということは皆さん先刻ご承知のとおりであります。ところがそのいろいろの種類の芸術がいったいどのようにして成立したか、しかもどのようにしてそれが特に芸術という名に値する特別の存在になり得たかということは、しばらくお考えねがわねばなるまいと思うのであります。そうしてこの問題を考えていくためには美しさというものが何であり、美しさというものがどのようにしてつくり出されてくるものかということを最初にお考えねがわねばなりますまい。なぜならば自分の見いだした美しさというものを自分だけのものにしておかないで自分以外のすべての人間に見せること、そうして自分と自分以外のすべての人間が共通の人間という自覚に帰ろうとすること、これが芸術制作への出発なんでありますから、芸術の性格を考える前にはまず美の成立から考えてゆかなければなりません。・・・という (1956年・井島勉氏)、 ・・・自覚、、、美の成立・・・

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