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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

ときには「格に入って格を出る」・・・

―魚―
下図、「新収 殷周青銅器銘文 曁器影彙編」 (一) 藝文印書館印行
p.104、時代:殷 、出土地:河南省安陽市殷墟西區、   
器名―「シン魚(き)」、右下銘文の拓一行目おわりの‐「ピンとした鰭の魚字」‐

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代における日本の書の動向について― (パリにおける講演要旨)
p.257、昨日のつづき
、、、茶道における利休の位置もまたしかりで、利休は茶道という独特な芸術のジャンルを組み立てた偉大な天才であるが、利休に続く人達は、祖師のスタイルをならうことが茶の道であると心得て、ひたすらにそれに追随してきた。他の芸術の世界でも同様である。とにかく古典が法、典型、格として受入れられ、ときには「格に入って格を出る」というような言葉もあるが、実際に格を出ることができたような人物はほとんどなかった。・・・(1956年・井島勉氏)、


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