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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

どの時代にどのような人類がどのような美と芸術をつくったかということを見究める

―魚―
下図、
愙斎集古録十冊・ 昭和五十年発行  書学院出版部
ー「愙齋集古録」 ・ 第十九冊 ・ 五 ・ 涵芬樓影印ー 
 

  
拓図版 ‐《酒器・卣》‐[伯魚庚卣] ‐ 銘文「魚作父庚彝」    
図版右に、
伯魚庚卣(ゆう)隷書四文字、左に、魚作父庚彝の隷書五文字が書かれている。この「魚」字形、口の開きの部分も以前の銘文の魚字とは少しずつことなる形をしている。この拓図の右下には「陳介祺」、左下には「呉大澂」の収蔵印がそれぞれに押されている。
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.285、昨日のつづき
、、、私ここへお話をしにきたのでありますけれども、申すまでもなく私は書家ではないしまた書教育者でもございません。まして指導主事的な仕事をしている者でもございませんので、一介の美学者として発言させていただく。その結果があるいは皆さんとひどく意見の違いを来たすようなこともあるかもしれませんが、それは重々覚悟して参っております。
 私の専攻としております美学は、要するに美や芸術の本質を知ろうとする学問であり、あるいはまたどの時代にどのような人類がどのような美と芸術をつくったかということを見究めるのが私の本職であります。・・・という (1956年・井島勉氏)、 ・・・芸術の本質
・・・

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