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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

作者の態度そのものに帰って考察することが便利である。

「パリは芸術の都といわれる、、、」、2013/9/2の59リボリ、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、昨日のつづき、

―書を書くことと絵を描くこと― p.236、より
、、、書と絵との問題についても、同様の方法が考えられる。書画の一致というような思想をかりて焦点をぼやかしてしまうことを避けて、書かれた書と描かれた絵とを正面から区別することは、まことに困難な事柄である。どちらも芸術に属するものとして、表現的な構造をもっているという点において、更に、平面的な造形芸術であるという点において、多分に共通するところがある。それでいて両者はまったく同じものとは思われない。この間の事情を明らかにするためには、絵を描くことと書を書くことというような、作者の態度そのものに帰って考察することが便利である。、、、、という(1956年の井島勉)氏、、、

これが最良の方法といい、考察することが便利、、、とは?、、、つづく

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