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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

書の「線」―ピカソ、可比丹(カピタン)

下図
右に天来書院・木簡草書編・居延漢簡―カピタンの臨書と筆―
左、ピカソ展 幻のジャクリーヌ・コレクション 2004年4月10日‐5月23日 
高知県立美術館(図録)‐ある作家の肖像‐1954年‐墨・紙‐とある
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上図、左のピカソの絵をみると、、、成程!墨・紙とあるから、筆で描いたにちがいない。しかも、この筆による表現には変化がある、、、ピカソは毛筆の弾力を楽しんでいたに違いない!単調でないのだから、、、
しかし、このピカソの「線」は、書の「線」ではない!!のです、、、
絵の横の今回使用した筆は、細いために筆管が折れてしまい、筆管を太くしたものと、可比丹の木簡臨書、「不足」の二文字です、、、この羊毛筆、穂の部分(長さ70ミリ‐径5ミリ)、細い!長い!柔らかい! ワカルノカナ?それともワカラナイノカナ?、、、

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