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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

書的な線―ピカソ

下図の左、―比田井天来 書学意院同人会編 昭和37年4月30日発行―と、その下右側に見えている、大系世界の美術 第20巻‐現代美術‐1981年 第5刷発行・学習研究社、―ピカソ 顔 リトグラフ 鎌倉 神奈川県立近代美術館―
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ピカソの筆使いとは?という「線」のことで、、、注意して(下部にある枠外まで描かれた短かな縦線)をみると、「側筆の筆使い」が見える!―ピカソは中国に行った時に、、、中国に生まれていたら画家ではなく、書家になっていた、ということを云ったそうです―
ピカソには、どのように「書」が魅力的に映ったのでしょうか?、、、ともかく「書」に対して反応を示したことには間違いはないようなのです!
もしかして、上図の本内容、比田井天来にも及びますが、(短冊 病中最後の筆、 とある―法則側法―、、、古法、、、書道の生命‐性情陶写)、、、を理解していたのかもしれません。

(書道春秋二巻四号巻頭言より)として、、、正しい概念をしっかりと把持してゐなければならないが。概念の殻の中に囚はれず、概念から今一歩踏み出して行ける自在な働きが必要であることを忘れてはならぬ。、、、そうなんだよ!とピカソも云ったかもしれない、、、

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