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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

独自の理念や方法を確認できずにいるという現状は、

上野公園に建っている西郷像(高村光雲作)、久しぶりです!!!
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昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社

―こどもの書の芸術性について― p.192、昨日のつづき、
 前二章にわたり、芸術の本質と、芸術と人生との内面的な連関について、ことさらに正確に考えてみた。それは、書教育を含む芸術教育の意義と目標と方法について、もっとも根源的な洞察を獲得するために企画されたのである。あらかじめこの考察が準備されなければ、何故に芸術教育としての書教育が重要であるのか、それはなんのために行われるのか、正しい方法はいかなるものであるのか、という設問に対して、確信のある解答をすることができないであろう。現実の多くの場合がそうであるように、書教育にたずさわる人びとが、ただ漠然と書教育の重要性を予感するにとどまり、独自の理念や方法を確認できずにいるという現状は、もっぱらそのことに基づくのである。、、、と (1956年の井島勉)氏は、いっている、、、然り!つづく、、、

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