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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

立体象書研究会書法研究、徳島・菘翁美術館

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昭和三十一年・發行 河出書房 
定本書道全集 鎌倉より現代まで(漢字)―書家小傅―より

貫名海屋(ぬきな・かいおく)
、、、とくに書に優れているが、はじめ西宣行について米元章の流れを汲んだが、のち高野山に叔父を訪い、その斡旋で山中の秘汁珍幅を周覧し、ことに空海の筆跡に私淑した。また、延暦寺藏の傅教大師將來目録末尾の唐・鄭審則の跋文の書を臨模して、その神訣を得たこともあった。かれの書は、中國のさまざまな古法帖を研究した上に立っているため、壯年・中年・晩年と幾度か書風が變化している。、、、八十歳以後はいよいよ妙境に入り、形に捉われることなく、滋味に富んだ風を成している、、、(小松茂美)とある。

―上の書は、鄭審則の跋文を菘翁が臨書したものです―
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