忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

第1回立体象書研究会展より、、、

金色の可比丹作品「同行二人」を、半紙の臨書(空海)に置いてみる!ということは!!!!
―いま摑み出した本当の臨書―という立体象書!つまり三次元の臨書なのであります!!
49.JPG
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島 勉著・墨美社、

-人と技術-p.108より、 昨日のつづき、、、
、、、技術は、一つの身体的労作として、それ自体の合理性や科学性を有するはずである。それにもかかわらず、それが右のごとき芸道觀の裏づけをもつと、不当に神秘視されるのが常である。「芸の鬼」とか「勘」とか「こつ」というような言葉も、本来は、技術から区別される芸術の、避けられない非合理的側面に触れるもっともな言葉であるが、もっぱらその
非合理性が強調せられ、かつそれをもって、芸術の全体を推進しようということになると、それの修得を全面的な目標とする芸道修行は、いわば神がかり的な、人格精進の道に没入しやすい。であるから、奇妙なことであるが、特殊な芸道觀に支えられて、独特の意味における人中心ということと、技術中心ということとが、冥合するする結果となっている。江戸末期から明治にかけて、伝統の日本芸術にめざましい発展がみられないのは、そのためである。
 現代においても、ふるい芸術観というのは、大体においてこのような性格をもっている。、、、とある 、
、、、 50年も前の現代です!!!!
 
Copyright (C) 2009-2012 立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください

拍手[4回]

PR