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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

~書といふものは面白いのであります~

中国=文化と思想 林語堂(りん・ごどう)/鋤柄治郎(すきがらじろう)訳
  講談社学術文庫・1999年7月10日 第1刷発行bfd265f4.jpeg
上図、第八章 芸術生活  ・二 書道、
静態の美と動態の美の相違は、譬えて言うならば、正座あるいは直立不動の姿勢などの静的な姿勢とゴルフのクラブを振り上げている姿勢あるいはサッカーのボールを蹴り上げている動的な姿勢との違いでああるとも言えよう。頭部を自然にのけぞらせた女性のポーズは前方を正視しているポーズよりも動感に溢れているように、中国書道の筆画も常にその起点が一方に傾いており、このように書かれた線は平らかに引かれた線に較べ遥かに芸術的に優れていると見なされるのである。
 (ニューヨークのジョン・ディ社から1935年に出版)

、、、常にその起点が一方に傾いており、、、
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