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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、筆力といふものは、筆の中にじっくりと力がこもつてゐる時が、本当の筆力なのである、、、

下図、事務局に展示の金色の「無」、やや上面より写す、

p.37、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
、、、道人は維新前後の志士や政治家の書風を好まなかった。暴風に波立つようなはげしい筆の運びは、一見、勇壮で悲愴に見えるけれどいらいらした時代の青年の客気にすぎない。力が強そうにみえて、がっちりしたところがない。「筆力といふものは、筆の中にじっくりと力がこもつてゐる時が、本当の筆力なのである」(書道について)。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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