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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、達意の字を書こうとして修練している間に、おのずから書の原理にぶっつかっていった、、、

下図、菁桐站ホームから向こう側に見える建物(台湾的)上部を、

p.37.38、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
、、、道人の書は、達意の字を書こうとして修練している間に、おのずから書の原理にぶっつかっていった。道人の歌も、心の感動を伝えるための表現からはじまっている。おそらく、一日として心の感動なしに生きられないほど、感受性は強かったが、短歌を詠み、打ち込んでいるうちに、次第に自分が気づかないうちに、自ずから湧いて出て来る「持味」が生まれていたのである。はじめから、趣味や主義、気分で詠もうとすれば、どうしても歪んだものになる。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 



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