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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、ためらわず船出して新しい日本を築いてゆこうではないか、、、

―魚― 
下図、‐鳥・魚形紋鉨‐ 
p.131‐歴代図形印吉語印印風‐中国歴代印風系列‐重慶出版社 1999年‐

p、440、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 最晩年の生活点描 ‐
、、、昭和二十八年二月五日、召人として宮中歌会に招かれ、勅題「船出」を詠んだ。
ふなびと は はや こぎ いでよ ふき あれし よひ の なごり の なほ たかく とも 
 嵐のあとの海には、高いうねりがまだ残ってはいるが、ためらわず船出して新しい日本を築いてゆこうではないか。敗戦の苦難を乗りこえる悲願をこめた歌である。道人は、早くから国民詩人としての自覚はもっていた。戦後の作品には、控え目ではあるが、そのことが明らかに出ている。、、、

 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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