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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、書は「老」の芸術といわれるが、この老のもつ艶やかな境地は、一種名状しがたい厚みと透徹性をもって華ひらく、、、

下図、‐ 第十六回 墨卜會書展‐11/5~11/8‐11時~20時 ‐
ポーラ銀座ビル3階 「ポーラミュージアム アネックス」
・・・文字も、わたしたちニンゲンも、自然のいちぶです。漢字やひらがなたちといっしょに、わたしどもは天と地のあいだで楽しく遊んでいます・・・墨卜會書展案内状文より、、、

p、442、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 書境開拓 ‐
、、、揮毫と庭の草花に親しむことが、道人の主な仕事になっている。この晩年の書の境地にも、華やかな世界が展開する。書は「老」の芸術といわれるが、この老のもつ艶やかな境地は、一種名状しがたい厚みと透徹性をもって華ひらく。「牡丹一日紅、満城公子酔」(牡丹一日ノ紅、満城ノ公子酔フ)の詩句は、長い苦闘のはてに明るく輝き潤っている世界である。、、、

 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 



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