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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、藝術的デモクラシーなどというものはあるものではない。深く養わねばならぬ、、、

【第4回‐立体象書研究会展‐「魄」たましひの造形】より、
下図手前、‐鄭道昭の原拓(げんたく)数種‐
・・
・[拓本(たくほん)の始源]刻石文字を紙に拓取することは唐以前から行なわれたもののようで、『述書賦』注に「打本三体石経四紙」とあり、『隋書経籍志』には「漢石経何巻」とある。とりあえず『十七帖』などはその最初的なものであろう。現存する最古の拓本は光緒三四年(1908)敦煌から出土「唐太宗温泉頌」で、これには永徽四年(653)の墨書がついている。・・・‐
p.653‐‐中国書道辞典 中西慶爾 木耳社‐

p.438、・十 南浜秋艸堂時代 ‐ 最晩年の生活点描 ‐
秋 艸堂で、、、 延々夜の十二時近くまで、十四、五時間、ほとんど一人で話しつづける広長舌である。吉池進が記録したいくつかの座談の中から、この当時の風貌をあらわす言 葉を引いてみよう。、、、「藝術的デモクラシーなどというものはあるものではない。深く養わねばならぬ。あれを知り、これを知るよりも、深く一つのことを知ることが大切だ
」。、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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