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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「おれはたといつまらん茶碗でも、作者が誠意をもって作ってくれたのだから使っているのだ。君は何をいうか」、、、

下図、空海の筆意、 ‐ 筆意を解明すれば立体象書にいたる ‐
・左「空海(風信帖‐望字)」、・右「立体象書」‐(摑み出した「望」の筆意)、
・・・道人は云う、、、古に従い古の藝術を学び、そして、永遠の長い間に現代を表わす。そうでなければ、長い歴史の上に自分の出た意義がない・・・筆意もわからず、風信帖の影をかたる田舎者の馬鹿がいる・・・

p.437、・十 南浜秋艸堂時代 ‐ 最晩年の生活点描 ‐
、、、
小林秀雄が南浜秋艸堂へたずねてきて、一しょに酒盃をかさねているうちに、茶碗を見ていた秀雄は、「秋艸道人ともあろう人が、こんなつまらない茶碗を使っているとは」と言ったので、「おれはたといつまらん茶碗でも、作者が誠意をもって作ってくれたのだから使っているのだ。君は何をいうか」と怒った。しかし、翌日は仲直りをしている。、、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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