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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、悪魔調伏のために憤怒し、火焔を負い、瞋目咆哮している、、、

下図、今月6/13の七丁目の銀座ライオン、
...昭和
十四年大晦日の夜、道人はだぶだぶの中国風の外套を着て銀座に出かけた。人出が多く、時おり外套のポケットから南京豆を抛り上げ、それをパクッと口で受けとめながら...道人も見上げていたのであろうか、

p.330、 ‐ 『観佛三昧』の歌 ‐
、、、醍醐を経て夕方、京都の東寺(教王護国寺)の講堂の明王を拝観している。、、、ひかり なき みだう の ふかき しづもり に をたけび たてる 五だいみやうわう 中央に不動明王、東方に降三世明王、南方に軍荼利夜叉明王(ぐんだりやしゃみょうおう)、西方に大威徳明王、北方に金剛夜叉明王がならび、悪魔調伏のために憤怒し、火焔を負い、瞋目(しんもく)咆哮している。凄愴な密教美術のミスティックにふれ、道人が重く暗い現実と対峙して心底に湧き上る情熱を感じとっている。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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