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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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「父」

昨日は、「母」を紹介しました。 

「父」は会意文字 斧と又(手)とに従う。(字統)
右手で、斧を持っている姿
甲骨文「父」(字統)
それが、金文になると見える形でより立体感が出てきてますね、
「又」は、右手の指を出している形で、右の初文(字統)
斧を持っている、右手、、、
 金文「父」(字統)
指の部分は、3本に略してある、、、ただまっすぐの扁平な線を引いただけで表現してないですよね。指の線も、手の線もこう、奥から、ぐっと手前に引っ張って、存在を塊で表現しているよな、、、。

斧も、なんだか斧らしくない形ではありますが、重量感も加えて描かれています。この斧の部分の線を横から切ったら、断面は円そう。

腕の部分も立体的、
字を書く昔の人に、もちろん立体の意識はあったでしょう~。楽しそうだな~って字を見て感じられるということは、書いている本人も楽しかったのかなって思います、、、勝手に推測、、、字を書くってことは、形を線で捉える、存在もろとも線で表現できることの喜びも含んでる?☆ 書を立体として見てみると、いろんな側面が明らかになってきた


※ 弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
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