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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、性とは心の本體を謂ひ、情とは心の動體を謂ふ、、、性情とは清淨無垢なる心の表現である、、、

―魚― 
下図、p.41-
圖版33‐西漢時期青銅器及其紋様- 
・(4)鱗紋、菱格紋銅魁。(5)魚紋、蔓草紋銅洗的内底
圖案。(6)雙魚紋銅洗的内底圖案。...(4)爲廣西合浦縣出土。(5)、(6)爲貴州務川縣出土。
  ‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版33 
西漢時期青銅器及其紋様(六種)・・・41-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (五)書の形質及び性情 下 p.231、つづき
、、、眞の性情を結點の上に出すと云ふことは寧ろ、點畫に依つてするよりも至難のことである。其れを具體的に説明するには、先づ性情とは如何なる者かと云ふことを解釋する必要がある。性とは心の本體を謂ひ、情とは心の動體を謂ふのである。性情と云ふ熟字は易にある語であるが、荀子などには情性としてある。書譜にも性情とあるが、顚倒しても意味には大差はない。性情とは清淨無垢なる心の表現である。飾りとか利害とか云ふものを、加味されて居る思慮分別を經由して出て來た拵いものとは、全く其出發點を異にして居るのである
、、、つづく(己 未年・1919年)、・・・2015年の今年、干支は(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年に藝術「書」を綴る天来先生・・・

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