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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、故に現代の人が古人に及ばんとするには、古人以上の材料を以て、古人以上の努力をしなければ、、、

―魚― 
下図、p.52-
圖版44‐西漢時期青銅燈- 
・(1)雁魚燈・原器長34.5、高53厘米・
爲山西朔縣出土。(2)爲(1)的正視圖。
  ‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版44 
西漢時期青銅燈(五種)・・・52-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (五)書の形質及び性情 下 p.232、つづき
、、、故に現代の人が古人に及ばんとするには、古人以上の材料を以て、古人以上の努力をしなければ不可能である。性情の講釋は此位にして置く。結體の上の性情は拵いものにならなければ化物になり易いから、初學の間は手を下すは危險である。又手を下す必要はないのある。何となれば點畫の變化を微細に探究すれば、性情を假託して表現するに十分なる材料が澤山ある。此材料を盡く用ゐ盡くして、猶足らざるときは、此方面に手を下すのが順序である
、、、つづく(己未・1919年)、・・・2015年の干支(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年に藝術「書」を綴る天来先生・・・

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