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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、これは落し穴になったりかくれみのになったりする危険が、、、

―研究会―
、、、地球は丸い、研究会への途中、
 書を書くこと、、、
―會津八一書論集.長島健編.二玄社―
p.231.232、
、、、呉昌碩はその描くところの画の中に文字の気持ちが何処となくあったのみならず、彼自身、その点を意識した形跡がある。、、、呉昌碩は周の石鼓文を最も愛してゐたのであるから、同じく書道的傾向というても画の中の線は大分違ふ。、、、篆書は丸い打紐・細引を紙の上に張りつけた様なもので、出来ないことではあるけれども、出来ればその断面は丸いのである。、、、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.310.311、昨日のつづき
、、、何かそこに教育上のスイッチの切り替えというものを用意して考えねばならない。そのスイッチの切りかえということを用意しようとしないで、いたずらに書写というようなあいまいな言葉で、「正しく」もやらすんだ、「美しく」もやらすんだという、そういう漠然としたやり方をうたっておりますからして、私はこれは落し穴になったりかくれみのになったりする危険があるという、そういう感じを持っておるわけなんですね。、、、という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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