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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、実は書でないものをさせようとしているかのような気がする。、、、

―講習会―
、、、静かな森に囲まれた・ほっと平山での講習会、
 
「筆で表現された心線に触れる」、、、これが「臨書」、
自分の手で摑みだす、、、目の前に自分の手で心線を存在させてみよう、、、
筆者の「筆意」を、その心線を、銅線で表現する臨書を、いままさに、古典から掴み出す新しい表現に自身でとりくんでいます、懸命になっている様子が写しだされているところです、、、「書の美・書の造形」に、、、
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.309、昨日のつづき
、、、落し穴のようなものを実は感じる。これはまったく他人ごとであって余計なお世話だとおっしゃる方も多かろうと思いますけれども、傍観者の私としてははらはらしております。どういうかくれみのであるかといいますと、あれをずーっと読んでいきますと、なにやら書は芸術だから美しさを大事にしろ、てなことをうったえながら、実は書でないものをさせようとしているかのような気がする。そういう意味においてかくれみのといってもいい。あるいはまた逆に書でないものを書だという形で釣ってきて、そして本当は書でないものに押し込もうというような意味でなら、これは落し穴かもしらんが、なにかそういうふうな危険を感じるのであります。、、、、という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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