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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、いくら正しく花を描いたからといって、その花は必ずしも美しい絵には、、、

―研究会―
、、、研究会での夕刻、目の前の砂浜に降りると白い月が見えています、拡大するとたしかにまるい月はあるのですが、この縮小には写っていません、、、残念です、波打ち際で休むことなく押し寄せる波を観ていました、、、研究会の一言、
臨書とは、
-筆で表現された心線に触れ、自分の手で摑みだし存在させること-
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.310、昨日のつづき
、、、早い話が何かの植物の花の絵を描こうという場合だって、正しく描きなさいということは、それはモデルになっている花の花弁、あるいは茎や葉っぱの形や色に忠実に描けということでしょう。いくら正しく花を描いたからといって、その花は必ずしも美しい絵にはなりますまい。梅原さんのかかれている山の絵であろうが、あるいは、壺の花の絵であろうが、ああいうものにわれわれは正しさというものを認めることは絶対できない。ということはつまり美しさと正しさというものは、別の方式でもって、別の原理でもって成り立っているという証拠であります。、、、という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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