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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、人間というものが常に歴史的な存在だということであります、、、

下図、
―魚―(拓図版)
・青銅器銘文檢索p.1563、3796 魚父乙爵 [魚]父乙
・金文總集(五)p.2178、3796 魚父乙爵  3字  
・殷周金文集成釋文 第五巻 p.176、8400 魚父乙爵 
  魚父乙 
 字數・・三
 時代・・殷
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.303、昨日のつづき
、、、ところで永い間われわれは芸術といえば遊びである。娯楽である、美しいものをみたいというと、道楽するなというような考えをもって支配されてきましたね。私の今申していることと、永い間われわれの歩んできた道とはあまりにも開きがありすぎるようですね。このことについて若干のおことわりをしたいと思う。先ほど美や芸術のその本質というものは、結局生きている人間のいのちが本来的な自由の状態において意識されることだと、こう私は説明したわけなんです。ところでその際に同時に考えていただきたいのは、人間というものが常に歴史的な存在だということであります。ギリシャという社会を古代という時代に生きていた人間と、日本という社会を、現代という時代の中にいきているわれわれと、どちらも生きている。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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