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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、自分の自由ないのちを生きる権利を持っているんだという、、、

4/12.13.14.15、
、、、静かな森に囲まれた・ほっと平山・での講習会、
淡墨、墨色、墨量、靑墨、滲み、、、紙面に表現された線の滲みは、紙質によってちがいが出るのです、たっぷりと筆に含まれた墨量は、白い紙の上で淡い青墨の滲となって広がっていきます。広がる滲みは、墨のいのちを、生きる権利を、持っているんだと主張しはじめているかのようです、
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.305、昨日のつづき
、、、きわめて重大であります。早い話がわが国は憲法を変えた。そして古い時代に理想とされていた人間像と、新しい憲法が求めている人間像とはすっかり違うのです。簡単にいうならば、外から何かの権威を与えられてそしていや応なしにその権威に盲従していくような人間をかつてはよき人間と思っていた。それに引きかえて現代理想とされている人間は、一人ひとりの人間がたとえどのような境遇に生まれようと、どのような仕事に従事していようと、まったく平等にまったく同格に自分の自由ないのちを生きる権利を持っているんだという、このことの確認から新しい時代を始めたいとわれわれは思っているわけです。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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