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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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文字の立場においてはどこまでもその文字の規則に背くことは許されません。

書法研究の3/26-27-28、充実の三日間でした。香美市土佐山田町平山にある静かな森に囲まれた「地域交流施設・ほっと平山」にて、周りには桜、桜、花のさくなかでの開催!
 先ずは玄関にて、―副理事長(インド服着用)の甲藤方外さん―
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.297.298、昨日のつづき
、、、ですから殊更に正しさというようなものを意識しなくっても、文字をとり上げるということ自体は正しさというものを含んでいなければならない。そのようにして一つの約束というようなものにかなった状態というのがこれが所詮(しょせん)文字の正しさというものでありましょう。たとえば三本の線分を水平に並べたら三という字になります。垂直に並べたら川という字になるかもしれない。これもまさに一つの犯かすことのできない約束であります。文字の世界においては誰しもその約束に背いてはならないように、あるいはまた売買の世界においては日本の経済の基準というものに背いてはならないように、あるいはまた日本国民としての生活が、日本国憲法というものに背いてはならないように、文字の立場においてはどこまでもその文字の規則に背くことは許されません。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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