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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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ところでそのリンゴを描くことと、リンゴの絵を描くことの区別というものが、

―魚―
・青銅器銘文檢索p.1563、3183 魚爵五 [魚]
・金文總集(五)p.1970、3183 魚爵五  1字  
下図、
・殷周金文集成釋文 第五巻 p.35、7540 魚爵 
  魚 
 字數・・一
 時代・・殷
―この「魚」字、凸文字、陽文について―
- - かんし《款識》①古の鐘鼎彝器などの銘。「博古図」は「款は外に在り、識は内に在り、夏の器は款あり識なし、商の器は款なく識あり」とし、「輟耕録」には「古器、識は外に在りて凸、款は内に居て凹」とある。しかし、普通には凹凸にかかわらず 款識という。②書画などに捺す印章、陰(凹文字)を款、陽文(凸文字)を識 という。③作品の後にしるす年月・記名・内容など、つまり落款。‐ ‐p.142、中国書道辞典 中西慶爾 木耳社 ‐ ‐
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.296、昨日のつづき
、、、この場合でもひとつ厳密におことわりしなければなりませんのは、リンゴを描くんでありますけれども、も少していねいに申せばリンゴを描くのではなく、リンゴの絵を描くのですね。なぜならリンゴというものは神様がつくってそして人類に与えてくだすったもの、そういうリンゴをわれわれは描きようがないのです。人間が描けるのはリンゴの絵しか描けますまい。ところでそのリンゴを描くことと、リンゴの絵を描くことの区別というものが、これが特に日本人においては明確に意識されていないのであります。・・・描くことの区別・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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