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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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色と形を見るという働きの中から自分が今その一個のリンゴの前に生きている、

―魚―
下図、p.408 「硯背拓影」
「蘭千山館名硯目録」中華民國七十六年初版 出版者 國立故宮博物院
-p.408 九五、輪川銘春水魚硯
・・・正如三十六鱗變化時也・・・
〖三十六鱗〗サンジ⁻ウロクリン 魚の名。こひ。鯉の異名。脇から尾まで一列三十六鱗あるによる。〈夢渓筆談、書畫〉鯉魚當脇、一行三十六鱗、鱗有黑文、如十字、所謂之鯉文。、、、-大漢和辞典 巻一 諸橋轍次著 大修館書店 p.144-
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.293、昨日のつづき
、、、リンゴは美しいね、このリンゴは美しいね、とこういいますが、実はその美しさは人間とかかわりのないリンゴがもっていたものじゃないのです。そうではなしに生きている人が自分の目を見開いて、自分の目でもってリンゴを見る、そのリンゴの色と形を見ながら、あるいはまたそのリンゴの色と形を見るという働きの中から自分が今その一個のリンゴの前に生きている、しかも、、、・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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