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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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自分は自分の命を生きぬく自由をもっているんだ、、、

―魚―
青銅器銘文檢索p.1562、・魚・
2238 魚家(簋)  魚家乍丁父庚彝
 ↓
下図、
金文總集(三)p.1169、
銘文拓図版、2238-魚家(簋) 6字-
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.293、昨日のつづき
、、、簡単にいいますと、美を見いだす世界においてのみ、人間は彼自身であることができる。美を見いだす状態においてのみ、彼は外からなんらかの拘束を借り入れてそれに縛られるということもなく、いうならば一切の拘束から自己自身を開放して、そして特に現代人が念じておりますあの、自分は自分の命を生きぬく自由をもっているんだという、その状態に立ち返ることができるのであります。したがって美を意識するということは実に自分の本来的な自由ないのちというものを意識していることだと、このようにいい換えてよろしいのであります。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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