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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、本日曇り、土佐より四国山脈を写す、―分け入っても分け入っても青い山―種田山頭火(1882~1940)、大正十五年四月旅に出る、その時の句という、、、「山頭火」の俳号は納音(なっちん・ナツインの連声)によるものという、納音、山頭火(さんとうか)は、(甲戌・乙亥)の歳にあたる干支、山頭火自身の干支ではないが、この納音の山頭火を気に入って俳号にしたという、、、青い空だと、この季節はさらに深く深く連なる青い山になる!!!
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昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―芸術教育としての書教育― p.177、つづき、
 原理を異にする教科は、明確に分離することが望ましく、運営上の誤謬を免れやすいことももちろんあるが、便宜上どうしても一括を避けえないとするならば、その実施にあたっては、十分の注意が必要であろう。国語科と書教育の関係は、まさにその適例である。参考までに他の実例を挙げるならば、工作が図画と一本にさせられる場合、同じ美術教育の原理をもって貫くことが至当であり、工作に含まれる科学的要素や技術的要素は、むしろ理科や家庭科に包括せしめる方が、原理的に筋が通るのと同様である。「教育書道」という奇妙な言葉が、ひとり書の世界にのみ行われているのは、右のような真相があいまいのままに見失われている証拠であろう。、、、という(1956年)、つづく

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