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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書といふものは面白いのであります

下図,中国=文化と思想 林語堂(りん・ごどう)/鋤柄治郎(すきがらじろう)訳
    講談社学術文庫・1999年7月10日 第1刷発行
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上図、第八章 芸術生活 ‐二 書道‐に、
 すべての芸術の鍵は律動(リズム)の問題に帰することができよう。したがって中国の芸術を理解するには、まず中国人の律動と芸術的霊感の因って来たる所から話を始めねばならない。もちろん律動は中国人だけの専売特許ではなく、全世界に共通するものである、、、西洋芸術はディオニュソス的であり、中国芸術はアポロン的であるとも言える。この大きな相違は律動に対する理解と鑑賞能力の相違によって形成されたものである。いかなる国においてであれ、芸術の問題は律動の問題であるということは疑う余地がない、、、中国絵画においては古来より今日に至るまで一貫して常に重要な位置を占めてきている。
 この律動に対する崇拝は中国では絵画芸術からではなく、書道芸術から起こった、、、

・訳者あとがきに、本書は、、、ニューヨークのジョン・ディ社から1935年に出版された。とある。
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