忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


、、、それはただ自己の眼と心でうけとめるきわめて自由で豊かな情感にみちたものである、、、

― 魚 ―
‐ 野柳、ホテル近くの鮮魚店 ‐
・・・p.183.184‐詩経‐中国古典名言事典 諸橋轍次 ‐ 麀鹿濯濯(ゆうろくたくたく)たり、白鳥翯翯(はくちょうかつかく)たり、王霊沼(おうれいしよう)に在(いま)す、於牣(ああみち)て魚躍(うおおど)る。、、、「濯濯たくたく」「翯翯かくかく」はともに、よく太って色つやのよいこと。周(しゅう)の文王がつくった霊沼(れいしょう‐宮殿の沼地)では、鹿(しか)でも鳥でもみな色つやがよく、文王がこの沼地に近づくと、大群をなす魚が躍るかのようだ。高徳の王者のもとでは、万物ことごとく喜色にあふれていたという。・・・とある

p.44、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、  道人は一切経を読破してはいたが、仏教美術を仏教の知識から理解しようとしたのでも、研究の対象としてみようとしたのでもない。自己の前にたつ仏像を真向から「みほとけ」としてその絶対的な美しさに陶酔し、賛仰した。それはただ自己の眼と心でうけとめるきわめて自由で豊かな情感にみちたものである
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

拍手[15回]

PR