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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、この大いなる道は、自己の判断や感受性が生まれる美の源泉でもある、、、

下図、雨の多い「九份」夕刻、阿妹茶樓の‐茶「チャ」‐、
......p.654‐〖荼〗‐【茶】(唐以後の字)‐、、、‐字形‐「艸に従い(意符)余の声(声符)」の形声字である。‐字音‐古音は「同都切」(ト)の音であったが、梁代に至って始めて今音があると顧炎武は言う。「ト」の音も実は「苦」の音から来ている。現音の「チャ」は「余」の声から転じた音である。「斜」字の音を見れば明白である。‐字義‐茶の苦(にがい)ところから来た。‐漢字の起原 加藤常賢  角川書店‐........

p.38、Ⅰ芸術に対する態度と短歌の特質 ‐ 美の感受性と純粋感情 ‐
、、、道人は求道者の熱烈と真剣をつねにおもっていた。この大いなる道は、自己の判断や感受性が生まれる美の源泉でもある。もしたんに他人と異なる才気や個性だけを発散させる芸術や、風変わり短歌を作って一時代をを驚かせるといった偏屈なものであったなら、道人の作品のもつあの明るく広々としたしらべや風格は生まれなかったであろう。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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