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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、一徹なこの老人は頑としてうけつけなかった、、、

―魚― 
下図、‐鳥・魚形紋鉨‐ 
p.131‐歴代図形印吉語印印風‐中国歴代印風系列‐重慶出版社 1999年‐
・p.21‐〔特殊印〕、、、⑦肖生印=鳥獣人物などを刻した印。肖形印・画像印ともいう。古璽にもみられるが、漢代のもの、特に両面印に多見する。印面の底部に微細な刻が施してあり、泥土に押してはじめて図様が現われるものが多い。‐中国書道辞典 中西慶爾編‐木耳社、

p、445、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 水原の吉川重三郎のこと ‐
、、、残雪の眩しい山脈を背景に、白鳥は春のきざしにおもいおもいに群をなして遊弋(ゆうよく)し、シベリアへ立ち去る気配である。シベリアから渡来するこの白鳥を、長い間かかって馴らしてその数をふやしたのは、この瓢湖の近くにすむ吉川重三郎という老人である。日報社は吉川老にその功をたたえるべく日報賞を贈ろうとしたが、一徹なこの老人は頑としてうけつけなかった。ところが、この会見後、何の心境の変化か、老人は、是非會津先生にお目にかかりたいといって、ひとり秋艸堂をたずねてきた。、、、

 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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