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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、それは、無礙無新に遊ぶ童心の世界である、、、

下図、-東京国立博物館-東洋館-「甲骨文」、
p.267.‐、、、〔亀甲の発現〕清の光緒二五年(1899)河南安陽県小屯の河岸から、文字を刻した多数の亀甲や獣骨が出土し、その地が『史記』項羽本紀にいう殷虚に当るので、種々研究の結果、殷代の文字であると論定されたものである。これらの甲骨片ははじめ王懿栄の収蔵に帰したが、たまたま義和団事件に王氏殉難し、その蔵品は丹徒の劉鶚の手に渡った。、、、(1903)にいたって、収蔵五千余片のうちから一〇五八片を選んで拓墨上石し、名づけて『鉄雲蔵亀』といった。これ甲骨文字著録の嚆矢である、、、
‐中国書道辞典 中西慶爾‐木耳社。

p、443、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 書境開拓 ‐
、、、
、晋唐の楷書の如きものは断じて拙者へは御所望被下まじく候。.....(昭和三十年二月二十七日、中田瑞穂宛)。極限的で自由な世界、石や樹木と同じようなところに至る。この造型の雄勁に徹しながら、さらに明るさに遊戯する世界が道人の最後に現われた境であった。それは、無礙無新に遊ぶ童心の世界である。、、、

 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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