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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、若いときから求めつづけてきた、「寂しく強く美しきもの」と一つとなって生きつづけていた、、、

―魚―  
下図、p.94 ‐ 細魚(インカ)
 p.24  「魚類」 魚類の文様は各国を通じて非常に少ない。アラスカのものに魚獲図や、単独に魚を取り扱ったものがあるが、その魚は何であるか明らかではない、 ギリシャでは章魚の文様が描かれ、ペルーの中部海岸のチ ムーには魚形ものが少なくない。ことに魚形の土器が多く、世界の原始工芸として珍とされている。‐動物文様‐「原始文様図鑑」‐昭和46年初版‐ 編者  岡登貞治‐東京堂出版‐

p、443、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 書境開拓 ‐
、、、「私は老衰はしたが、草花を作ったり、字を書いたりして、遊んで居ます」(昭和二十九年十月二十五日、長原坦宛)
。老齢の嘆きを洩らし、今までのように身体の無理はきかなくなったし、疲労もなかなかとれず、字を書いても、ときどき字を忘れたり間違えたりして、笑い出してしまうこともあった。とはいえ、この最晩年は悠々とした静寂と澄んだ光の中で道人は生活していた。若いときから求めつづけてきた、「寂しく強く美しきもの」と一つとなって生きつづけていた。、、、

 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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