忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


、、、日展書道は皆家元があってうるさいものだ。おれがはいれば皆お困りになるだろう、、、

【第4回‐立体象書研究会展‐「魄」たましひの造形 ‐(9/13~9/21)】
‐「書」という三次元の世界と文房四宝、拓本、工具書等々の展示でした‐
下図、可比丹(カピタン)作品、
‐作品タイトル‐「クレオパトラが座れなかった椅子」
‐文字「母」‐甲骨文より‐
、、、おれは独立独行だから厳正に審査するからなあ、、、

p.430、・十 南浜秋艸堂時代 ‐ 日展審査員の経緯 ‐
、、、「書家などというものは、綺麗な羽織袴でおつにすましているが、師匠のお手本の真似ではないか。胸中から出る字でなければいかん。行成を手本にしているだけの書家に、どこに現代の感覚や思想が生きているか」、「日展書道は皆家元があってうるさいものだ。おれがはいれば皆お困りになるだろう。
おれは独立独行だから厳正に審査するからなあ」と笑った。平安朝の模倣をこととした尾上柴舟の仮名書きが、現代にどれだけの価値をもっているか、もはや論ずるまでもない、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


Copyright (C) 2009-2015
立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[23回]

PR