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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、あなたがものを見る眼には、デモーニッシュなものがあって、それを表現しているから、、、

下図、立体象書作品 ‐収筆に向かう縦線‐の図、上面より
・・今の歌壇(書壇)の歌(書)で動きのある歌(書)は、・・
p.380、 ‐ 疎開の準備の明け暮れ ‐
、、、
話は、たまたま四月七日に面会した茂吉のこと、歌のことに及んだ。 「茂吉に、あなたがものを見る眼には、デモーニッシュなものがあって、それを表現しているから歌がいいのだといった。わたしは写生などを一言も口にせずに、主観の面から批評してやったものだ。今の歌壇の歌で動きのある歌は、先生の歌以外にはないと茂吉は言っておった。萬葉集の中には動きのある歌があるのだが、彼はそれを誤解しているのだ。動きは声調から来ると思っている。むろん声調もあるが、それは動きをなす条件の一つにすぎない。、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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