忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


、、、「木村がいじめたろう」とたずねると、メグダンはすりよって甘え、切なげに訴えるのである、、、

―魚― 
(4)畫像磚上的魚紋圖案(拓図) 
p.301、・圖版293‐四川漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
・・・「メグダンとはメグダンである」・・・

p.275、 ‐秋艸堂の生活あれこれ‐
、、、小泉家では八雲の丹前のほかに、メキシコインコを道人に贈った。その名は正確には「メグダン」であったらしいが、、、道人にひじょうになついたが、他の人々には白い目をむいていた。秋艸堂には、十姉妹やじゅずかけばとなど小鳥をたくさん飼っており、餌をやるのが一仕事である。道人が大学に出かけてしまったあと、このメグダン君はあたかも秋艸堂の主人であるかのように傲慢不遜にふるまい、しきりに餌の催促をする。秋雨は憎らしくなって、わざと遅らせたり、やらなかったりした。帰宅すると、メグダンに話かける。「どうだ、今日は餌が遅くなったか」とか「木村がいじめたろう」とたずねると、メグダンはすりよって甘え、切なげに訴えるのである。道人は鳥の言葉が判るらしく、「うん、そうか」と返事をしたり、うなずいたりした。「よしよし、木村をうんと叱っておくからな」道人がいうと、勝ち誇ったように、インコは嬉しげにはばたいた
、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
-「墨線」、できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人。

拍手[20回]

PR