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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「歌だって、字だって同じだ。弟子が師匠のまねをしていたんでは、いつまでたっても師匠を超えられない」、、、

―魚― 
(5)畫像磚上的魚紋圖案(拓図) 
p.301、・圖版293‐四川漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.276.277、 ‐秋艸堂の生活あれこれ‐
、、、また「墨を磨(す)らないか」と言い出すときも、機嫌のよい感興の乗ったときで、学生たちのいる前で画仙紙にたちまち数十枚を無造作に揮毫した。衆人環視の中でいっそう筆が興に乗った。門下生の中で、画業に打ち込んでいる者たちは、「あの態度だけは何とか身につけたいものだ」と羨望したという。歌人であり、歌学者である岩津資雄も秋艸堂に出入りしていたが、この頃、若い人たちが道人から習字を習っていることを聞いて、その仲間に入れてほしいと申し出たら、「岩津は岩津流で書けばいいのだ」と言って断った。「歌だって、字だって同じだ。弟子が師匠のまねをしていたんでは、いつまでたっても師匠を超えられない」などとも言った。
、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
-「墨線」、できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人。‐

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