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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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人間というその深い根柢において相通じるものがなくてはならぬ。

下図、毛筆による線表現のひとつの、「捩じる」ということの説明です、、、半紙に表現する捩じりは、左右のちがいを表現した結果にそうなるということが分かる、、、筆が変化するのではなく、筆を変化させるということ、「意先筆後」、、、視覚ではなく触覚で分かるという、「捩じり」を半紙の上に置く、目を閉じて触れても分かる「書の線」の象(かたち)、、、


昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社 つづき
―実用性の問題にについて― p.210より、
、、、(5) 要するに、実用性の問題は、実用性というものそのことに、十分な批判と検討の余地があるあるように思う。卑近な実用性の旗じるしを掲げて、一切をそれに向かって屈従せしめることは、せっかくの良質を押しゆがめて高次の無用性におとしいれるおそれがある。実用性とは、人間生活のそれであるから、生活の発育進展に応じて、刻々と発育し発展する実用性が考えられなければならぬ。各段階は、外見上異質のもののようにみえても、人間というその深い根底において相通じるものがある。だから人はためらうことなく右のような創造的発展の過程にに合わせて、各段階の目的実現に邁進すればよいのである。  という(1956年の井島勉)氏、 つづく、、、

人間というその深い「根」と「柢」、、、方向と深度にちがいはあれどとはいうのだが、、、相通じるものがなくてはならぬ。、、、二次元と三次元をそう思う、、、

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