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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、より深く大きな実用性をとりにがす愚を繰りかえしていないようである。

下図、毛筆による線表現には、考えられなければならない必要なことがたくさんある、、、


昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社 つづき、
―実用性の問題について― p.210に、
、、、(4)実用性の問題は、図工教育に関連しても論議されてきた。図工といえども、日常生活の実用性と案外緊密に関係するものであり、したがって、それとの関連において、図工教育の意義と方法とを考慮しようとする立場があった。ここでも、いわゆる実用性なるものを、あまりにも偏狭卑近な視野においてしかとらえなかったために、かえって図工教育の価値を、喪失する危険が少なくなかった。しかし、今日では、少しでもよく反省され、正しくうち樹てられている美術教育の立場では、片々たる実用性をとらえるために、より深く大きな実用性をとりにがす愚を繰りかえしていないようである。  という(1956年の井島勉)氏、つづく、、、

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