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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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純粋に視覚的造形的に自己を表現、

下図、第65回毎日書道展(7/10~8/4)、六本木・国立新美術館、
20室、金色・可比丹(カピタン)作品「のぞみ」、「望」字を左側面より写す、
2666DSC01101.jpg

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社

―こどもの書の芸術性について― p.193、昨日のつづき,
、、、だから、その自己がこどもであるとおとなであるとに応じて、つくられたものが相異するのは当然である。そして、おとなをまねさせることが芸術的には全く無意味であるのも、同じ理由によるのである。
 ところが、それに反して、つくろうとするはたらきの側、すなわち作用もしくは形式(仕方といってもよい)の側から見るならば、おとなの場合とこどもの場合とでは、さしたるへだたりがないといってよかろう。どちらの場合にも、彼らは、知識や行為の立場とちがって、概念的でもなく道徳的でもない直観的な態度によって、換言すれば純粋に視覚的造形的に自己を表現しようとする。その限りにおいて、おとなの芸術もこどもの芸術も、形式的には同じだといえるのである。、、、と(1956年の井島勉)氏はいう、、、つづく、


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