巣鴨地蔵通り商店街に入ると、とげぬき地蔵の「高岩寺」がある、「洗い観音」を写す、
洗い観音、、、江戸時代最大の火事(明暦の大火・1657年)で、屋根屋喜平次は妻を亡くし、供養のためこの「聖観世音菩薩」を高岩寺に寄進したという、、、水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしかうまれた、、、
・明暦の大火―火災による被害は、江戸時代最大、外堀以内のほぼ全域、天守閣を含む江戸城や多数の大名屋敷、市街地の大半を焼失、江戸城天守はこれ以後再建されなかった、ロンドン大火、ローマ大火と並ぶ世界三大大火の一つに数えられることもある。、、、という、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―こどもの書の芸術性についてー p.194.195、
、、、こどもたちの芸術性は、次第に崩壊し解体してゆく。もっぱら概念的に知識することを覚え、道徳的に行為することを知りはじめる。動物と植物、自分と他人、過去と未来、理想と現実など、さまざまな事柄の区別を意識しはじめ、日常的なけわしさに悩みはじめる。それに応じて、彼らの芸術活動には、次第に格別の心構えが必要となるであろう。しかし芸術性そのものの構造や条件は、常に同じであると考えてよい。そして芸術教育が、それを指導し保証する任務を背負うのである。
こどもの芸術性について、以上のような検討を加えた上でならば、芸術の本質に立脚する芸術教育の目標や方法の考究を、唯一の正しい企てとして、安んじて推進することができるであろう。、、、と(1956年の井島勉)氏はいう、、、つづく、
、、、上図、、、水をかけ、自分の悪いところを洗うと治る、、、という洗い観音、
、、、自分で水をかけ、自分で悪いところを洗うことをしないと治らない、、、
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