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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、藝術書は其の時代に於ける多數人の好む所に従つて之を奬勵するときは、その指導者たる役目が勤められなくなる、、、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、と天来は云ふ、、、」
下図、明日15/16/17日の3日間、書法研究会、筆と紙を宅配で、、、

昭和十三年發行 天來翁書話
實用書及び藝術書の奬勵法を異にすべきを論ず
.361.362、 
書道に於ける實用書と藝術書は古今を通じて大局から之を見るときは、不可分のものであるけれども、一時代を主として之を見るときは、別種の藝と見る方が却て適當かと思はれる位に遠ざかつて居る場合もある。實用書は猶工藝品と同樣のものであつて、其の時代の多數人の好む所に従つて之を奬勵するときは、その指導者たる役目が勤められなくなる、、、(昭和六年)、藝術を語る天来先生、、、つづく
p.357に、今から考へると楊守敬の來朝により、碑帖の研究が追々盛になり、執筆法及用筆等迄大なる變化を來した、、、又一方に於ては唐様と稱する明人風の書が學者文人の間に行はれ何 れもその技倆は淺薄のものであつた、とある、、、現在でも、技量の浅薄な者ほど執筆法用筆等々に固執し変化を考えない、藝術を考えない、しかし彼等は一様 に書を語る、

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