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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、ものに捉われないきわめて自由無礙な態度、枯渇しない人間らしい感情性、詩と書に遊ぶ闊達な生き方などである、、、

―魚― 
(12)雙魚及盤結花紋畫像石
・原石面縦44・横188厘米・ 爲1973年肥城縣北大留村出土
 
p.211、・圖版203‐山東漢代畫像石 
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.266‐良寛禅師と秋艸道人‐、、、良寛の歌に「みな云ひ知れず懐しき響きありて」と共感をいだいている点に、注目すべきであろう。「そもそも予が歌は、『万葉集』と良寛と子規子とに啓発せられ、後に少しく欧亜の詩文と芸術とにより培い来りしばかりにて」(鹿鳴集後記)とものべている。たんに郷国を同じくするという理由だけにとどまらず、精神的に魅かれるものがあったからである。精神的というのは、良寛という人の、ものに捉われないきわめて自由無礙な態度、枯渇しない人間らしい感情性、詩と書に遊ぶ闊達な生き方などである、、、とある、「會津八一とその芸術」‐昭和52年6月30日3版発行・著者 植田重雄・早稲田大学出版部

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