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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、かぜはきよしつきはさやけしいざともにおどりあかさむおいのなごりに、、、

―魚― 
(2)鳳凰鯉魚
p.233、・圖版225‐徐州漢代畫像石 
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
p.276‐良寛禅師と秋艸道人‐
 かぜはきよしつきはさやけしいざともにおどりあかさむおいのなごりに
風狂といえば風狂であるが、村人の盆踊りにまじって月の明るく風のさわやかな夜、老いの名残りに踊りあかそうとする心には、至醇なものの法楽をわれわれは感ずる。そしてそれ以上つけ加える何ものもない。歌稿には脱字も誤字も多い。もともと自分のためで、他の人々に見せるためではなかったからであろうが、淡々として意に解さぬようであった。それは「書」の場合にもあてはまる。書いているうちに、墨がなくなれば、平然とそこで中止して、墨を借りてきて書きつづけた。すべてに凝滞せず、まさに天上大風の明るさがあふれている、、、とあ る、「會津八一とその芸術」‐昭和52年6月30日3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

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