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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、向かい合うものの美が見えてくるまで、純粋な感情を待たなければならない、、、

―魚― 
(6)戴冠人面魚身圖案 
p.211、・圖版203‐山東漢代畫像石 
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
p.38.39、 ‐ 美の感受性と純粋感情‐昨日のつづき、、、という自己の主体が美の基準である。その強い自信と繊細で豊かな感受性が基準となるのは当然である。道人は自己の眼で見、しっかりとたしかめぬかぎり、いかなるものも納得しないほどにはげしい美意識をいだいていたからである。だが、自己の気持ちにぴったりし、ありのままに現れる美は、自己の気儘な感受性や想像力だけで成り立っているのではなく、そこには美を現われさせている自己ならぬ他のものによって、成り立つと考える。美は現われであるから、たんに自己の中から探し出して造り出すものではない。向かい合うものの美が見えてくるまで、純粋な感情を待たなければならない、、、とある、「會津八一とその芸術」‐昭和 52 年6月30日3版発行‐著者‐植田重雄‐早稲田大学出版部

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