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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、藝術書は人の眞似では賞鑑する價値がない、、、

―「魚」字― 
・「秦代陶文」 袁仲一 著 三秦出版社
  1987年5月第1次印刷

・p.448 秦代陶文下編‐40‐「魚」‐

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(下)‐
.310、
 、、、額や掛物を書く以上は、藝術書と見なければならない。藝術書は人の眞似では賞鑑する價値がない。各處の展覧會に行つて見ると、今の人は人眞似ばかりして居るが、古人を眞似るならまだ好いが、審査員の書を眞似るに至つては、其の見識に於て既に大書家たり得るの資格がない。尤も臨書又は仿書は此限りではないが、其れなら仿書とか臨書とかいふことを落款に斷つて置かなくてはならぬ。、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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